現在、「温熱治療器」と言われるものには様々な種類があります。 狭義の意味での温熱治療器のみならず、広義の意味での温熱治療器も含めて以下にその主なものを以下に列挙してみると…
広義の温熱治療器としては、
- 遠赤外線サウナ、温泉、酵素風呂、砂風呂、岩盤浴
が、ございます。
狭義の温熱治療器としては、
- レーザー光線、マイクロ波、ビワ温灸、遠赤外線照射
- アイロン式温熱療法
- ホットパック、パラフィン浴
- 超音波療法、極超短波療法、超短波療法
- イトオテルミー
- ハイパーサーミア
が、ございます。
温熱治療器の種類に見るように、温熱治療器には様々なものがありますが、家庭でも気軽に利用できるツールとしては、以下になります。
- ビワ温灸
- ホットパック
- イトオテルミー
- アイロン式温熱療法
これらの中で最も気軽に利用できて、なおかつ効果も高い温熱治療器は「アイロン式温熱療法」だと言えます。
「アイロン式温熱療法」とは、ハンディタイプのアイロンがその原型で、これは1300年程前にチベット医学においてその手法の原型がみられますが、現在の日本の「アイロン式温熱療法」は故三井と女子氏がヘアーアイロンを改良して始めたものです。
その後「快医学」を提唱された治療家の故瓜生良介氏が市販のハンディタイプのアイロンを用いて温熱治療を行うようになりました。そして現在では、5~6種類のハンディタイプの温熱治療器が市場に流れています。
一般的に「アイロン式温熱治療器」とは、遠赤外線等の出るセラミックプレートで体の深部まで温めながら行うセラピーをいいます。心地よい圧を加えながら温熱器のセラミックヒーターでツボ押しをしながらじんわりカラダの芯まで温める温熱療法は、言葉では言い表せない気持ち良さを体感できます。
指では届きづらいカラダの深部のコリまで熱の力でほぐし、血行・リンパの流れを良くします。
さらに、熱を与えることで、自律神経が刺激されることで乱れた自律神経バランスが整い、自然治癒力が飛躍的に向上します。
特に女性にはおすすめで、万病の元と言われる「冷え」には大変効果的で、また冷えからくる不快な「コリ」・「痛み」・「便秘」などにもとても効果的です。
また「ダイエット」にも最適で、カラダが冷えた状態ではどんなにダイエットを行っても中々結果が出ません。
ところが温熱治療器を用いて体温を上げると、ミルミル代謝力がアップし、自然と痩せ体質になりダイエットが効率的に進むようになるのです。
ここでは、アイロン式温熱療法の中でも、大変ユニークな温熱治療器である“Heat-Tech PRO”について詳しく解説してゆきます。
【お断り】“Heat-Tech PRO”は正式には温熱治療器ではありません。日本国内では“雑貨”扱いのため、所謂「健康機器」としてご案内をしております。
ホルミシス効果(※)があると言われている超微弱放射線を出すラジウム鉱石の原料である「湯ノ花パウダーセラミック」の働きでカラダの芯まで熱が届きます。
(※)ホルミシス効果とは、ミズーリ大学のトーマス・D・ラッキー生化学教授が唱えた「一時的な低線量の放射線照射は、体のさまざまな活動を活性化する」とされる説。
遠赤外線とは電磁波の一種で3~1000ミクロンの波長のことです。
それが成長光線といわれる波長です。その遠赤外線の中でも、4~14ミクロンの遠赤外線波長を育成光線と呼び、生体の代謝、成長、育成に不可欠な波長部です。特にその中でも7~10ミクロンの育成光線は体内の遠赤外線の波長と共鳴し、細胞を活性化します。
特殊マイナスイオンシートは
- 7万個/秒・cm3もの大量のマイナスイオン(※)を発生
- 超微弱放射線によるホルミシス効果
があります。
(※)マイナスイオンとは「空気中の原子や分子が電子を得てマイナスに帯電したもの」をいいます。その効果は①血流促進効果 ②自律神経バランスを整える作用があります。
但し、市場にあるマイナスイオン商品はその発生量があまりにも少なすぎるために、その効果に疑問を生じるものが多いのですが、ここに紹介する素材は、特殊な製法により「とてつもなく大量にマイナスイオンを発生させる」ため、その作用の体感性がとても高いのです。
業務用温熱治療器〔2本組セット〕に使用する「ホルミシスWシート」は何と3万個/秒・cm3もの大量のマイナスイオンを発生。
- 総面積では3億5千万個/秒・cm3の驚異的なマイナスイオンを発生
- 超微弱放射線によるホルミシス効果【0.1μシーベルト/h】
以上のそれぞれの持つ作用が相乗的効果を発揮し“Heat-Tech-PRO”という温熱治療器は、“短期間で体感があり、かつ結果の出る温熱治療器”としてお勧めします。
更に言うならばこの“Heat-Tech-PRO”はデトックスマシーン“GOD-CLEANER・GOLD”との併用により、つまり【温熱療法+デトックス】を組み合わせることで通常では考えられないくらい格段の相乗作用を発揮するのです。
「温熱治療(温熱療法)」は体を温めることで血流を改善し、自律神経のバランスを回復させることにより、カラダの不調を改善する療法です。
そのルーツは非常に古く、動物や原始人が温泉に浸かることでカラダを温めたり、太陽に当たって癒す事から始まり、既に5000年以上も昔のエジプト時代には「熱は病気に有効である」というエジプト語の記録が残っています。
その後、紀元前4世紀頃、ギリシャの哲学者ヒポクラテスも温熱療法を行ったといわれています。
また東洋においては、チベット医学において温熱治療が1300年程前から行われており、その手法は現代に至っています。そのことは、温熱治療がチベット最古の医学書『四部医典』の論述タントラにも記載され、チベット博物館のタンカ(全長600mの世界最大の絵巻)にも描かれています。
がんに対する近代の温熱療法は、1866年ドイツ人の医師ブッシュの記述に始まるとされており、たまたま「高熱でがんが治癒する」のを発見し、その結果を記述したことによります。
ブッシュ医師が観察したある患者の顔には肉腫(がん)が生じており、その上この患者は丹毒にかかり、2回に渡り高熱が出ていたのです。ところがその後この患者は丹毒が治っただけでなく、驚くべきことに顔にできていた肉腫(がん)まで治っていたのです。ブッシュ医師は、「正常な体温以上の高い温度によって正常細胞を傷つけることなく、がん細胞だけを殺すのに使えるかもしれない」と提案したのです。
1985年、ロビンス医師は特殊な金属性の小部屋内で、「遠赤外線」を使用して全身加温を行いました。
遠赤赤外線の放射熱により、食道温、直腸温を41.8度に保つことが可能であったと報告しています。
「岩盤浴療法」は現在でも、秋田・玉川温泉では全国から癌患者が集まり、長期間の岩盤浴をしています。それは、岩盤浴療養の後自宅に帰ると、「癌が小さくなっていた」・「癌が消えた」という人々が続出しためです。これが所謂、微弱放射線による「ホルミシス効果」と言われるものです。
但し、日本ではあまりにも癌患者が多すぎて、現地の宿泊施設はほとんど空きがないため、多くの人々が玉川温泉行きを諦めているというのが実情です。